鳳凰が頭を下げる、頭を撫でる、というような意味です。
手の指をピッタリと付けて手のひらは少し空けて「虚」を作るのは金龍擺尾と同じなので、流れるように動作が変わります。
今度はこの手を上に上げ、下腹部まで下げる動作を36回繰り返します。
肘の位置が動かないように、腕の先だけ動かすようにしましょう。
肘を支点にして、手の先が弧を描くような動きで上にいったときの指先は上を向き、下におろした時の指先は下を向くような動きになります。
バスを待つとか、ちょっとした時間があるときに、この動作だけやってもいいということです。この動きならあまり目立ちませんから(笑)。
功法としての香功は、きちんと最初から最後までしなければいけませんが、ここで使われる「繰り返しの動作」は手の動きが自然に全身に気が回るようになるものなので、ひとつだけでもそれなりの効果はあるのです。
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